ROCKを最初に意識したのは、洋楽からでしたが日本のROCKにももちろん関心をもっていました。
当時の自分にとって、ROCKとはGuitar主体の音楽でした。なのでギタリストが目立つバンドやアーティストに自然と目が行ってしまいます。
KISSを初めて見た1977年頃、TVの歌謡番組でギターを弾くアーティストを目の当たりにします。
それは...
Charでした!
もっというと
Charの「逆光線」でした!!
阿久悠作詞の曲ということもあり、ロックというよりは歌謡曲だったのですが、メロディの良さ、そして何よりギター・ソロがカッコよい!当時の歌謡曲では、ギターが主役の曲ってあまりなく、この逆光線という曲で弾きまくるCharさんの姿にTV前で釘づけになりました。
次に観た「闘牛士」では、イントロのバッキングにノックアウトされ、この曲が私が16ビート・カッティングに目覚めるきっかけになったのです。
その後、1stアルバム「Char」で”Smoky”を聴いて、Charさんの魅力にどんどんはまるのでした。
丁度その頃、雑誌YOUNG GUITARで、日本のアーティストの特集が組まれることも多く、Charさんはもちろん、BOWBOWやCRIATIONなどの日本のロックにも興味を持つことになります。
また姉がツイストのファンでLP盤を持っていたこともあり、ツイストも聴き始めるようになります。
もちろんロック御三家の流れで、原田真二も...
洋ロックを主体に聴いていた中、日本のロックに対して、ちょっと物足りなさを感じつつ、でもギターのカッコよさでCharさんは聴き続けていたんです。
そしてJonny Louis & Char ~Pink Cloudというトリオ・バンドで、私にとっての日本ロックの金字塔となるのでした。
高校時代には、レイジーの「宇宙船地球号」からハードロック進化したLOUDNESSが登場し、BOWWOWとともに日本のハードロックが海外にも進出するようになります。
しかし、この頃になると私の日本のロック熱は次第に冷めていき聴かなくなってきました。
ロックに限らず洋楽の様々なジャンル、その中でもジャズ・フュージョンやプログレッシブ・ロックへの傾倒...
要は他に目移りする魅力ある音楽があふれていたのです。
しかしながら日本のロックが私に与えた影響は大きく、歳をとるにつれ色んな形で触れることになります。
そこら辺のことも徐々に話していきたいと思います。
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